当院では体の負担を最小限にするために、さまざまな医療機器を導入しています。
低侵襲医療とは、身体への負担を最小限に抑えながら手術や検査、治療を行う医療のことです。当院では動物たちの体に優しい医療を実現するために、さまざまな医療機器を導入しています。これにより飼い主様にもさまざまな治療方法や検査方法を提案することができます。
関節鏡(アーソスコピー)
関節鏡は、関節内部を直接観察しながら治療を行うための装置です。小さな切開からカメラを挿入し、モニターに映し出される映像を見ながら手術を行います。関節の病変や怪我の治療に非常に有効です。
メリット
- 小さな切開で済むため、術後の痛みや回復時間が短くなります。
- 関節内部を詳細に観察できるため、より精密な治療が可能です。

膀胱鏡(シスコスコピー)
膀胱鏡は、膀胱内部を観察しながら治療を行うための装置です。尿路結石や膀胱内の異常を確認しながら、適切な治療を行います。尿路の問題を迅速に診断し、効果的な治療を提供します。
メリット
- 膀胱内の状態を詳細に確認でき、迅速に治療が行えます。
- 低侵襲であるため、動物への負担が少なく、回復が早いです。

Cアーム(X線透視装置)
Cアームは、リアルタイムでX線画像を確認しながら手術を行うことができる装置です。これにより、内臓や骨の詳細な画像を確認しながら正確に手術を進めることができます。特に整形外科手術や骨折治療などにおいて、非常に有用です。
メリット
- 手術の精度が向上し、治療の成功率が高まります。
- リアルタイムで画像を確認できるため、迅速で安全な手術が可能です。
