リハビリを行うまでの流れ

当院では予約制にてリハビリテーションを行なっています。

こちらから診察の予約をお取りください。

リハビリテーションの利点

• ○痛み、腫れ、炎症を和らげる
• ○骨、筋肉、靭帯の萎縮の軽減、予防
• ○筋力、関節可動域、持久力、能力を改善または向上、維持させる
• ○動物と飼い主の関係を深める
• ○医薬品の必要量を減らすことができる

リハビリを行う疾患の例

• 整形疾患：骨折、膝蓋骨脱臼、大腿骨頭壊死症、十字靭帯断裂症、変性性関節症
• 神経疾患：椎間板ヘルニア、馬尾症候群、ウォブラー症候群
• 老齢動物の運動機能低下の防止

リハビリ方法の例

徒手療法

マッサージ　血液やリンパの流れを良くし、老廃物を流すことで患部に酸素や栄養を送り込み回復を促進します。

効果

• リラックス、家族とのスキンシップの促進
• 筋肉や腱の萎縮の防止
• 関節の柔軟性向上
• 筋肉の血行の改善、柔軟性の向上

関節可動域運動

快適な可動域内で曲げ伸ばしすることで、関節の可動域の低下を防ぎます。

効果

• 関節の可動域の維持、改善
• 筋肉、腱、靭帯の柔軟性の改善

物理療法

レーザー

患部に当てることで、血行や細胞の活性化を促し、炎症や痛みを緩和します。

効果

• 疼痛の緩和、筋肉の緊張や凝りをほぐす

温度療法

寒冷療法

炎症の急性期に患部を冷やすことで痛みや腫れを和らげます。

温熱療法

血行を良くし、筋肉や組織の緊張を和らげ、伸展性を改善します。
また痛みの緩和にも効果的です。

運動療法

水治療法

陸上と比べて体重が軽くなり、痛みのある関節への負荷を減らしより快適に運動をすることができます。また水の抵抗力で筋力強化と心血管系のトレーニングに役立ちます。
ウォータートレッドミル浮力により体重を軽くし肢への負担を減らし歩行の手助けや、水の抵抗力により筋力強化を行うのに効果的です。

他動的関節可動域運動(PROM)

関節の屈曲域と伸展域の維持・改善、筋肉・腱・靭帯の柔軟性の改善、神経や筋肉の感覚や機能の向上の一助として行います。

その他の運動療法

• カバレッティレール
• バランスボード
• 関節の柔軟性向上
• ジグザグ歩行